RSA Japan第4回目のハウスクリーニングスクールの記事
2022年9月2，3日に掛けてRSAJAPANが主催するハウスクリーニングスクール「復元型ハウスクリーニング講習」が開催されました。
今回で4回目の開催となります。
復元型ハウスクリーニング講習ではこの様な方々が参加されております。
・経験が浅く知識と技術を向上したい方。
・腕を上げて集客のアップを望んでいる方。
・この機会にクリーナー達とのコミュニティを作りたい方。
・トップクリーナー達のクリーニング方法を学びたい方。
・これからハウスクリーニング業を一人立ちされる方。
4回目を迎え、徐々にこのRSAJAPAN復元型ハウスクリーニング講習も浸透してきたように思えます。
今回も関東エリアの方だけでなく、遠く九州エリアの方達も参加されました。
この講習は、しっかりしたエビデンスを基に作成されたテキストをベースにパワーポイントで座学を進めていきます。
パワーポイントでは常にブラッシュアップした内容が更新されております。
私こと小山、大野講師、千坂講師の3名は現役バリバリのハウスクリーナであります。
皆さまと同じ様にまだ見ぬ未知の素材に向き合い、現場で戦っております。
経験豊富でありながら、世は更に進化した素材・材質のデザインが家庭に使用されます。
その場合でも素材の状況や汚れの付着具合などを話し合い打開策や実戦経験を話し合っております。
そんな施工例を惜しみなくこの講習でお伝えして行く為にブラッシュアップは欠かせません。
RSAJAPANの復元型ハウスクリーニング講習はまさに「生」の情報が盛り沢山なのです。
そしてこの講習の目玉は何と言ってもハンズオン(実技講習）です。
実際の生活環境で使用された素材を現地で実技に使います。
ガチガチに固まった水垢付きの浴槽や鏡、焦げが固く付着した五徳など。
テレフォンショッピング用に作られた「あのような汚れ」とは全く別物です。
正直、我々講師陣もキツイ！と思う汚れをハンズオンで学びます。
まずは講師陣が実践してレストレーションクリーニングを披露します。
そして受講生の方々にも試してもらいます。
目で見て、そして自身で試す。これが一番身になりますね。
今回、私小山は浴槽を担当。
回数を重ねながら講師陣のパートも変えております。
浴室クリーニングでのシリカスケールは注目される分野かと思われます。
まずは2通りで水垢退治を試します。
レストレーションでの水垢退治、そして皆様が行っている実際のクリーニング法。
講習生の方々も目に見て汚れ落ち具合の差に納得。
千坂講師は窓ガラスを担当。
窓ガラスなんて丸洗いしたら奇麗になるでしょ！
でもこの講習では多くのクリーナーが知らない仕上げ法も学べます。
改めて窓ガラスも奥が深いな～と感じてもらえるはずです。
大野講師が披露するステンレスシンクの磨き。
大野講師愛用、魔法の？クレンザー（通称D：P）の正式名と入手先も教えてもらえますｗ
短時間でありますがこの仕上がりです。
受講生の方々も懸命に磨きを行いました。
受講生の皆様、二日間本当にお疲れ様でした。
レストレーションクリーニングで大切なこと。
技術や知識を向上して素材を傷つけず一層美しく仕上げる事はとても大切です。
技術があって知識が豊富。それは何よりです。
でもハウスクリーニングは自分の技術が一番、自分にしかできないなどと競い合うものでも自慢するものでもございません。
何より大切なのはお客様の室内環境の汚染物質を取り除き、そこに住まれる方の精神的ストレスの改善と、健康の安全をご提供する事がレストレーションクリーニングだと言う事をお忘れにならないでください。
室内をクリーンにリセットして差し上げることが我々ハウスクリーナーの使命なのですから。
