浴室ドアの水垢をハウスクリーニング
浴室ドア(扉)には必ずと言って良いほど付着しているカリカリ。
正体はカルシウム系の水垢(スケール)です。
扉には、古くは塗装されていないアルミドア、画像の様に塗装されている浴室ドアがございます。
テレビコマーシャルで塩素系のカビ除去剤をお風呂のドアにシュシュっと!
抜群に綺麗になるイメージがございますよね。
あれはカビに対して有効であってカリカリした水垢に有効なわけではございません。
塩素系のカビ除去剤は強アルカリ成分。
無機質のカルシウムスケールもアルカリ性です。
基本的に浴室のドアに付着したパッキンのカビは一番底に発生しています。
その上を覆い被さる様にカリカリした水垢が付着しています。
まずは上に付着したカルシウム系の水垢を除去する必要がございます。
カリカリした水垢に有効なのは酸性の洗剤。
因みにクエン酸等は効き目がほぼないので、カルシウムに強い酸性洗剤が必要となります。
しかしながら、この様な塗装された浴室ドアにはリスクも生じます。
特に塩酸ベース、硝酸ベースはとても力のある酸であり、デュエルタイム(漬け置き時間)をミスると塗装をベロリと剥がしてしまいます。
剥がれる前に水垢が除去出来るか?それとも何度もアタックするか?ロングタイムを取るか?
瞬殺で水垢が除去でき、素材にもダメージを受けないやり方が出来ればよいですが、強く付着していると、そう簡単ではないんです。
そうなると手詰まりか?
私の場合は別の酸性ケミカルを使用し、じわりじわりカルシウムスケールにダメージを与えて素材を活かす方法を取ります。
やり方次第ではガリガリしなくても綺麗に取り除く事が可能です。
これには一定の技術と知識が必要となりますし、なによりケミカルを上手に扱えるようにならなければ行けません。
その様なクリーニング方法を、もう随分前から取得しておりますw
じわりじわり効かせて取り除く。
残った部分にウルトラCでガツンと効かすのも良し。
素材を傷めず汚れを取り除くクリーニング。
レストレーションクリーニングでございます。