作業内容と価格設定について
ハウスクリーニングとは?建物クリーンメンテナンスとは?
本来素材に付着していなかった不純物(汚れを)を取り除き、元の風合い近くに回復させるのが目的です。
ではレストレーションクリーニングとは?
こちらも上記内容と同じでございますが、レストレーションとは如何に素材を傷めず、汚染物質を取り除く事により元の風合いが寄り新品近くに復元されることを言います。
また、一般のハウスクリーニングでは解決できない特殊な素材や天然素材の回復も行うことができます。
その為、ケミカル・資材の知識や技術も求められます。
ではレストレーションクリーニングでは室内全ての汚れを取り除く事は出来るのか?
こちらは基本的に難しいと述べさせていただきます。
当然の事ながら、一般のハウスクリーニング業者もレストレーションクリーニングも、汚れゼロを目指して作業を行います。
但し、ハウスクリーニングでは基本的に80%の汚れの低減がボーダーラインという流れとなります。
「そんなのはクリーニング業者として失格だ!」 「全ての汚れを取り除くのがプロではないのか?」等と言うお声も上がってきそうですが、実際粗を探すと「あ、蛇口に水垢が残ってる!」「キッチンパネルに油の粒がポツンと残っている」なんて事はザラにあるのです。
80%の低減。ここを基準にどうやって時間内にパーセントを上げていくかが腕の見せ所となります。
当店の人気メニューである中古物件の空室美装クリーニングでは3LDK位の広さから平米数の広い戸建てのクリーニングまで年間通して多く受注されております。
賃貸のハウスクリーニングでは40㎡~50㎡の2DK空室が1日一人で終わらせなければならない広さかと思います。
クリーニング業界の価格設定は通常の生活汚れと作業時間を想定し、それをベースに価格を決めております。
時に通常より強い汚れがある場合でもプラスα想定時間を延長し作業も行います。
逆に予想より早めに終える事だってございます。
これに関して価格の変動はございません。
仮に汚れが強くく蓄積している場合、当然時間を費やすわけですが、中には3時間で想定してたクリーニングが丸1日掛かったなんて事も体験した業者は多いかと思います。
ここで正直にお伝えします。
クリーニングは対価です。
お客様の代わりに行った労力の報酬がクリーニングの価格となります。
では仮に全ての汚れが取り除けるまで続けてほしい。例え1日作業の予定が2,3日掛かっても構わないから…
それはそれで引き受けます。
但し、その時間を費やす為の価格をチャージするのはお客様です。
その日数を想定してお見積りを行った場合、お客様はビックリしてクリしちゃいますね。
なのでクリーニングは一定の作業時間(作業期間)、作業人数などを想定したお見積りとなります。
手のひらサイズのシミの除去で丸1日かかる時もございます。
レンジフード1つで丸1日かかる時もございます。
一定の時間と一定の人数プラスαでも終えられない、蓄積した汚れ。
低減はできてもゼロにはならない。
その場合はどうか御理解ください。