傷で光沢を失った人工大理石の研磨
キッチンのワークトップに仕様されることが多い人工大理石。
人工大理石はあくまでも天然の石材を仕様されておらず、人工的に作られた樹脂製の素材です。
名前に「大理石」と表記されていても素材は全くの別物です。
天然の大理石も床に使用された場合、歩行傷等で光沢を失うことがございますね。
人工大理石はキッチンや洗面で使用されることが多いですが主にキッチンでは包丁傷、食器の引きずり傷、その他よろもろの傷が発生します。
人工大理石の研磨は如何に傷を目立たなく消せるかとその後の工程で仕上がりは変わってきます。
特に包丁傷やフライパンでの焼け跡は深く、研磨で復元するにも難易度は上がっていきます。
人工大理石の理想の仕上げは「薄っすら光沢のある程度」がBRワークスでの意見ですが、これはあくまでもご依頼主様のご要望を聞いてからですかね。

今回のキッチンワークトップは、そんな傷がメイン分部にあちこち重なっており、モヤモヤ感があり、新鮮さを失っております。
傷の深さを推測し、1工程目では現状の傷を整えていきます。
ここで如何に生活でできた傷を消すかが重要なポイントとなります。
2工程目では1工程目で研磨した研磨痕を整えていきます。
この作業を続けて3,4,5工程と続け徐々に滑らかな状態に整えていきます。
ある程度滑らかさが出始めると、光沢も出始める頃です。
ここではどこまでツルツル&ピカピカに仕上げるかがポイントとなりますが、ピカピカ状態に仕上げると見栄えは良いものの生活としては使い難い状態になっていきますね。
光沢が上がるほど生活で着けた傷が目立ち始めます。
この辺りはお客様と相談の上判断された方が良いかと思います。
その旨を説明し、今回はスッキリしたほんのり光沢のあるレベルでフィニッシュをしました。

作業前のビフォー画像と比べたら、明らかに違いがわかりますね。
素材を回復できるものとできないものも存在しますが、回復できる腕が如何に幅広く持てるかが重要かと思います。




