浴室ドア／ガラス面の汚れをハウスクリーニング
浴室ドアにはポリカーボネート、高級チックなお住まいには強化ガラスも使用されております。
また昔の浴室ドアには、すりガラスも使用されておりましたね。
以前の我が家はすりガラスでしたw
まずポリカーボネートですが、素材としては樹脂で出来ております。
俗に有機ガラスとも呼ばれていて、割れにくく柔らかめの素材となります。
強化ガラスやすりガラスは無機質となります。
ポリカーボネートに付着した金属石鹸や水垢は洗剤（主に酸性）を3種類程使用して除去しております。
が、強化ガラスやすりガラスの無機質は1点の洗剤が使用できません。
それはフッ酸ベースの洗剤です。
フッ酸ベースの洗剤は無機質のガラスの主成分である二酸化ケイ素からケイ素（si)を奪ってしまいます。
それによりガラス面は斑やモヤモヤしたように傷めてしまいます。
ですので無機質の汚れはポリッシングを行うという、難しい作業となるのです。
単にハンドポリッシャーを使えば綺麗になると言う物ではなく、使用するクリーナーも限られてしまいます。
ましてやすりガラスは少なからず凹凸がありますので、強化ガラスに比べ更に面倒になります。
素材の性質、特徴を知ることはクリーナーとしてとても大切なのです。
浴室は近年、タイルや床などとても難しく施工されているので気を付けなければなりません。
メーカーもクリーニングの事も考えて生産してほしいとつくづく思います。
金属石鹸と水垢がびっしり着いたすりガラス。
白く汚れていて、透明感が失われております。
すりガラスはまず金属石鹸を取り除き、念入りにポリッシングをしました。
乾いてはウロコ状の水垢が浮いてこないかをチェック。
残っていたら、同じ工程を繰り返します。
こちらがクリーニング後の画像です。
白く汚れていた浴室ドアのすりガラスも透明度が復活！
賃貸の空室クリーニングで、オーナー様も満足して頂きました。
もう15年以上お取り引きさせて頂いております。
白いモヤモヤ、カチカチした水垢などで浴室クリーニングをご検討の方。
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