キッチン天板に抗菌性ガラスコーティング

先日、キッチン天板に抗菌性ガラスコーティングの施工を行いました。
材質は天然石である御影石。

 

塗膜性のコーティングは天然石には本来不向きです。
大理石や人造大理石(テラゾ)にも言える事ですが天然石にはポーラス(気孔)がございまして、そのポーラスを塞ぐ行為石が呼吸をできなくなり脆くなってしまいます。

 

硬度なマスクを隙間なく塗布するような感じでしょうか?
塗った質感も本来の天然石との光沢具合とは別物に表面が塗りムラっぽくもなります。

 

多くのお客様が望まれない仕上がりになります。
その説明をしっかり受けていなかったのか、後々公開する方達も多いですね。

 

当店の使用するコーティング剤は少量でもとても高価で半永久的に剥がれません。
また、石材に塗布しても石が窒息することなく、長い期間コートの役割を果たしてくれます。

 

汚れを防ぐコーティング剤。
またこのコーティング剤の最大メリットは抗菌効果が長期的に持続すること。

 

剥がれなければ抗菌は永久に続きます。
素材にアルコール除菌による拭き取りは不要となります。

 

表面をお手入れするのであれば水拭きで十分です。
新設の御影石。

 

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輝きはコーティングによる物でなく、本来の石の輝き。
コーティングの役割は、見た目がコーティング塗った感をアピールするものでなく、素材を傷めずに保護すること。

 

そしてできれば質感を失わずに素の状態でいられるのが好ましい。
それがこの抗菌性ガラスコート剤の特徴です。

 

施工方法も面塗。
面塗とは施工表面に均一にコート剤を塗りつぶすこと。

 

例えば、光触媒コーティング。
新型コロナウイルス感染症対策として、今一度人気を集めておりますね。

 

施工方法は霧吹きです。
霧吹き施工法はどうしてもミリ以下でコート剤が当たらない箇所も出てくるんです。

 

そうすると、その面に細菌やウイルスが入り込む事ができてしまうんですね。
光触媒は耐用年数もそれなりに長いですし、悪いとは思いませんが、上記の理由で当店では取り組んでおりません。

 

また、光触媒の施工価格が高い…
これはコート剤の仕入れ価格が高いので仕方が無いのですが…

 

ポイント箇所、即ち今回の様なキッチン天板、その他にドアノブ、テーブル、家財品、などは価格的にも耐久的にも抗菌性ガラスコートが望ましいかと思います。
素材を保護する&抗菌力の二刀流。

 

復元型クリーナーが選ぶ一押しのコーティング剤ですw
施工にも時間を取らせません。

 

長く施工すれば価値あるように思いがちですが、要はしっかり施工されてれば早く終わるのに越したことはないのです。
見知らぬおじさんが、家に長く居られても困るでしょうしw

 

 

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