洗剤の収納

ハウスクリーニング用の洗剤は車内にクーラーバッグで収納しております。
クーラーバッグに収納する理由は、温度を保つ為。

 

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収納バッグに保管せず生裸のまま容器を車内に放置していると冬はシャーベット状、夏は茹で上がってしまう可能性があるからです。
僕は基本的にこのバッグの中の洗剤でハウスクリーニングを対応しております。

 

それ以外にストックをもう一つのクーラーボックスに収納して、足りなくなったら補充する形をとっております。
まあ、概ね戸建ての全体クリーニングでもこれだけあれば対応できます。

 

使用する洗剤は半透明~淡色の洗剤が多く、着色された洗剤はほんの少し。
日本及び各国で星の数ほど洗剤がございますが、その洗剤にはレベル(ランク)の表示はございません。

 

例えばこれは「一般家庭向きだよ!」とか「それはプロが使用する洗剤だよ」とか。
簡単に言えばスーパーマーケットやホームセンターで手に入る洗剤は家庭向け。専門資材屋さんでないと買えないのがプロ向けでしょうか。

 

更に細かく言えばピラミッド式で別れております。
・コンシューマ(一般家庭)
・ジャニトリアル(日常清掃)
・コントラクト(日常~定期清掃)
・プロフェッショナル(定期~特別清掃)
こんな感じで洗剤レベルが分けられます。

 

分けられると言っても、その様に表記されてはおりません。
使い手が洗剤を使用して区別する、メーカーとディスカッションなどして区別します。

 

なので数こなしてなんぼの格安空室クリーニングなどは予算の兼ね合いで手に入り易いコンシューマ~ジャニトリアル向けの洗剤を仕入れることが多い。
また、その様な洗剤は使う用途によって優しく着色してくれております。

 

プロフェッショナル向けの洗剤は透明から淡黄色のような洗剤ばかりで、匂いで区別するか、慣れないと間違って使っちゃうのです。
なので、念の為容器に名前を表記してあげると使い手が分かり易いですね。

 

また、プロフェッショナル洗剤は価格も高く、使いこなすのに慣れが必要です。
大半は慣れていないので、その場合は必ず!トレーニングが必要です。

 

要するにプロフェッショナル洗剤は使いこなしが難しいってことです。
ただ使い方や性質をマスターすれば、洗剤の効力を引き出せ、素晴らしい武器として活躍してくれます。

 

時にはメーカーですら考えつかなかった使用法や素材へのアタックも可能になるわけです。
こんなクリーニング業者はごく一部ですが…

 

僕の場合、酸性洗剤は赤いテープで、弱酸性は黄色、中性~弱アルカリは緑色、アルカリは青色と区別してます。
これはリトマス試験紙を当てた時に反応する成分の色に合わせております。

 

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素材の性質を知ればアタックして良い洗剤、アンマッチな洗剤が何か分かってきます。
洗剤マニアとなった僕ならではの発想ですが、今では日常、定期、プロフェッショナルの洗剤区別は己で分けております。

 

ここまで来るのに出費と月日がどれだけかかった事か…
好きな仕事だからできたのでしょうねw

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