石材(テラゾー)のコーティング

先日玄関及び廊下の人造大理石研磨を行いました。
同時にコーティングの施工も。

 

ここで一つお伝えしたいのは人工大理石と人造大理石の違い。
まず人工大理石は天然石ではありません。樹脂です。

 

では人造大理石は?
天然石の欠片を混合樹脂やセメントで固めた物です。

 

人工大理石は属にテラゾーとも言います。
御影石、大理石、人造大理石・・・見分けが着かない場合は画像でも添付頂ければこちらで判断いたしますよ♪

 

さて、まずは施工手順。
艶を失った人造大理石を研磨して傷を整えていきます。

 

番手を重ねるに連れ、徐々に光沢が上がっていきます。
但しここでひとつ!

 

大理石、御影石、そしてこのテラゾーもそうですが、基本的に黒い素材の石は出荷前により黒く染めております。
なので研磨で一度艶を落とし、光沢を上げても元の黒には戻りません。

 

そもそも研磨後の仕上がり自体が染色前の状態だという事です。
しかしながら、やはり染め加工された状態がシックリ来る。

 

かと言って同じ状況に染める事は不可能。
その様な場合に濡れ艶のあるコーティングを塗布しました。

 

あくまでも今回は誤魔化しの訳ではなく事前説明の上、何か良い方法は無いかという事で提案した施工。
コーティング剤は石の気孔を塞ぐ事無く浸透していくので、石材そのものにダメージを与えません。

 

塗膜性のコーティングやワックスは表面に膜を張り、気孔を塞いでしまうので石が窒息状態になります。
そうなると・・・石は劣化が進み艶も上がりにくくヒビも入りやすい。

 

ホームセンターなどで石材専用と描かれたワックスを購入して塗布した業者さんやお客様がいらっしゃいますが当店はその様なワックスはおススメいたしません。
理由は上記に記載した通りでございます。

 

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一枚目の画像は研磨を終えたタイル。
これでも良しと思う方もいらっしゃいますが、やはり黒々とした状態が理想的と思う人が多いはず。

 

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2枚目の画像は上部が黒々して光沢がございますね。
これがコーティングを塗布した場所との違いです。

 

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3枚目が仕上がりです。
全体が黒々とした光沢感に復元しました。

 

傷で光沢を失った大理石やテラゾーは、コーティングだけ塗布してもここまで艶が出ません。
やはり研磨をして光沢を上げる事でコーティングも生きるのです。

 

石のメンテナンスは簡単ではありません。
多くの施工を受けてきて思う事です。

 

 

 

 

 

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