ビアンコカラーラの研磨作業
今回は大理石の石種、ビアンコカラーラの研磨作業について。
大理石には数千種類の石種がございます。
色はホワイト系、ベージュ系、ダーク系と様々でどれも高級な材質です。
その中でもポピュラーで多く仕様されているビアンコカラーラ。
ビアンコカラーラはイタリア産の大理石で最も有名な大理石の一つであります。
ピカピカに輝いた石種も傷が入りやすく、研磨作業も難易度高めの部類です。
トラバーチンやポテチーノは比較的容易に仕上がりやすいのですが、研磨痕やムラが生じやすく均一に整えるのが難しいのです。
コツとしては第一工程でしっかりと傷消しを行うことが大切です。
深い傷を含めると傷をゼロにするのは困難ですが、極力傷を整えます。

画像は1工程目を終えた画像です。
目地の段差(リッページ)もございますのでその部分を均一にするのも一苦労…
更に2工程、3工程と均一に磨き作業を続けていきます。
ビアンコカラーラはノンダメージな分部との差を埋めていくのも難しいのでバランスを整えるのも非常に難しいです。

6工程ほど磨いた画像です。
光沢が蘇り、外部の景色もクッキリ映り込むようになりました。
白い石にグレーのマーブル模様。
輝きを取り戻せば優秀な高級感が際立つ石種です。
ビアンコカラーラの仕上がりに大切なのは鏡面の意識よりも艶の均一感かと思います。
これはビアンコカラーラだけでなく、全ての大理石に言える事かと思いますが、均一な仕上がりが一番しっくりする気がします。




