渋谷区で人造大理石の再生研磨

先月、渋谷区で玄関と廊下の人造大理石を磨いてきました。
一戸建ての住宅地で、お客様がお引越しされた時は既に汚れと傷でくすんで艶を失っていた状態でした。

 

ハウスクリーニングと石の研磨はジャンルが別で、特に石の磨きは高度な技術が必要とされます。
誰がやっても同じではない。

 

これはハウスクリーニングもそうですが、特に石の磨きはセンスが必要です。
同じ会社やFC店舗でも磨く人によって仕上がりがはっきり違うのが、石の磨きです。

 

人造大理石は人工大理石と違い、大理石などの欠片とセメントで固めた石種であり、別名テラゾーと言います。
日頃のメンテナンス、磨き方法も大理石と変わらず同じです。

 

少し傷が深く、リッページ(目地の段差)もあり、一枚一枚丁寧に磨く必要があります。
リッページが数ミリあるだけでもかなり磨き難くなりますので、まさに腕が必要となる作業ですね。

 

もっと簡単に磨けて奇麗に仕上がる方法はないものか?
そう思いながらも難しく奥が深いから研究も必要で楽しいのが研磨です。

 

常に模索しながら磨いていく。
1枚1枚に命を吹き込んでいく。

 

石は原則的に蘇ることが可能です。
あくまでも原則的ですが…

 

艶の誤魔化しで塗膜性のワックスやコーティングをしなければ。
この行為が石を死に追いやってしまうのです。

 

そうなると酷い場合は磨いても蘇生できません。
艶が上がらないのです。

 

今回の現場は特にワックスやコートをされた痕跡もなく、磨きに専念。
5工程~6工程で仕上げました。

 

blog66-1

 

blog66-2

 

廊下は磨く前と磨いた後で明るさが一気に変わりましたね。

 

blog66-3

 

blog66-4

 

玄関の土間も傷で艶を失いましたがリセットされ奇麗にに蘇りました。
基本的にハンドポリッシャーで仕上げていっておりますので、この面積だけでも一日分の労力は使い果たすはーどな作業となります。

 

暮れが近づき始め、ハウスクリーニングも研磨作業も増え始めております。
来年、良い年を迎える意味でも室内の「奇麗」を心がけたいと思います。

 

 

大理石研磨のページはこちら

 

このページの先頭へ戻る