大理石の傷を研磨で再生

玄関土間の大理石です。
ダーク系でシャローアッシュネロと言う石種かと思われます。

 

幾度となく研磨経験のある石種ですね。
ダーク系の大理石はとにかく傷が入ると白っぽく目立ちます。

 

blog104-1

 

傷が目立つので大理石の本来の高級感が遠ざかってしまいますね。
特に玄関は靴に付着した細かい砂利、砂埃を運び込み、それが擦れて傷が入りやすいんですね。

 

しかしながら、今回の玄関は特にカサカサになって傷も深かったです。
通常の生活ではここまで傷も入らないのでは?と思うほど。

 

養生テープの跡もあり、恐らく工事業者さんが出入りを頻繁に行い、養生したの砂利が下敷きになり擦るに擦れたのでは?と想像します。
今回は最も粗目のパッドからのスタートとなりました。

 

一発目を誤るとその後の整えに響きます。
黒い大理石は傷が残っていると最終フィニッシュでも黒光りが薄く、プロの目からみて今一感がわかります。

 

ベージュなどの石に比べ研磨工程も比較的増えるのがこおダーク系。
今回は全7工程磨きました。

 

4工程辺りで薄~く光沢が出てきました。
5工程目で一気に光沢がアップ。

 

この時点で残りの2工程が楽しみになります。
艶が無く光沢も失った大理石ですが、完了後は滑らかな肌触りと天井の照明が映り込み、高級感が蘇りました。

 

blog104-2

 

BRワークスの店長小山は清掃業界のアカデミー、RSA JAPANのインストラクターとしても活動させて頂いております。
本アカデミーの講習では単に「磨く」を教えるのではなく、正当のエビデンスから石の性質を学び、そして大理石磨きをとことん体験してもらいます。

 

光沢値は今回の仕上げくらい磨けるようになるかと思います。
後は実践での経験を重ねて行けば、多くの知識がついてくるかと思います。

 

清掃業者さんで大理石研磨を真剣に学びたいと思っている方。
その後のサポートも行います。

 

是非ご相談くださいね!
また、玄関の大理石が今回の様にくすんでストレスを感じてる方。

 

一度リセットして入口からスッキリ!を体感してみませんか?

 

 

大理石研磨のページはこちら

このページの先頭へ戻る