お酢を溢してしまった大理石の研磨
2020年も後わずか。
コロナ禍の影響で、何かと大変だった一年もそろそろ終わりに近づいております。
コロナも早く終息してほしいものですね。
懸念していた師走は、ありがたい事に例年通り忙しい日々を送っております。
新年を迎える前に玄関を綺麗に磨いてほしい。
そんなご依頼が例年以上に増えております。
特に大理石。
艶が無くなった大理石はせっかくの高級イメージを台無しにしてしまいますね。
今回の案件は大理石床にお酢を溢してしまった。
お酢はご存じの通り酸性成分。
大理石は特に酸性成分のイタズラにより艶を飛ばしてしまいます。
シミ抜きと言う解釈でなくシミにより失った艶復元と申しますか…
いずれにせよ再生研磨で復元しなければなりません。
石種はビアンコカラーラ。
最もポピュラーな石種のひとつ。
大理石の中でも比較的柔らかい素材です。
違いを分かりやすく見てもらう為にビフォー&アフター画像を続けて貼らせて頂きます。
水滴が飛び散ったような跡がお酢を溢された箇所です。
2枚目の画像は研磨復元後です。
艶も蘇り、光沢も上がったのが一目瞭然ですね。
ピカピカになった玄関大理石。
お客様にも大変喜んで頂きました。
年内、まだまだ磨く予定。
気を引き締めて、尽力いたします!