黒い大理石の艶を再生研磨で復元!
玄関大理石にもホワイトマーブル系、クリーム・ベージュ系、黒・ダーク系と
バラエティー豊富な大理石。
今回は黒系の大理石研磨のお話。
黒系の大理石の中ではネロマルキーナ、シャローアッシュネロ、そして最近知ったゼブラカルニコ。
色・模様も似ているので間違えそうですが微妙に違いはございます。
大理石の中でも、この黒系の大理石は復元が難しい…
また傷やワインを溢した跡も白くなり目立ってしまいます。
これは大理石に限った話だけでなく、車もそうですね。
ピカピカの黒い車に無数の傷が入ると極端に目立ちます。
シルバーやパールは黒い車程目立たない。
だけど黒は高級感がありかっこいい…
この黒系の大理石。
難しいのは理由がありまして。
元々の石の色は濃い灰色。黒に近い濃い灰色なのです。
それを黒光りするように黒染めをして出荷されてます。
例えばワインを溢された。
部分的な研磨補修をしてほしい。
研磨をする事によって概ね抜けたシミは改善されます。
しかしながら染色された状況には戻りません。
磨いて光沢も上がり、艶も取り戻しますが、研磨した個所とそうでない箇所との
差がどうしても出てしまいます。
ほど近い状況に施工しますが、これは施工ミスでなく、物理的に仕方がない事ですので
黒い大理石のメンテナンスをご希望の方は予めご理解ください。
今回の記事は黒系のシャローアッシュネロ。
お客様から黒い色がくすんで艶がなくなったので光沢を戻してほしいとのご依頼。
比較的整えやすいベージュに比べ、1,2程の工程数が増える事もあります。
施工前の写真と比べて艶加減が照明の写り込みでお分かりかと思います。
こちらが研磨後の仕上がりです。
最善を尽くしお客様も喜んで頂きました。
ナチュラルな仕上がりです。
日頃のお手入れはくれぐれも砂利などの引きずりに気を付けてください。
掃除機掛けで砂利を吸い取る事をお勧めします♪