無垢フローリングのオイル塗装
無垢のオイル塗装は当店の人気メニューの一つになりました。
無垢のフローリングは合板フローリングや近年主流のオレフィンシート・塩ビ素材のフローリングシートに比べとてもデリケート。
無垢の木は多くの種類がございますが、今回はオーク。
どの無垢を見ても、やはり風合いが漂います。
自分の家も建て直すなら無垢が良いな～と思うけど。
手入れに気を使いますよね。
でも、手入れが大変で難しい素材程、価値があると思うんですよ。
特に天然ものは。
ご依頼された案件は在宅中での施工です。
在宅時と空室の引き渡しとでは施工方法を少し変えたり、使用するオイルも変えたりと工夫をしております。
当然、売りは植物性のオイル。
現時点でベストな保護方法かと思います。
稀に樹脂ワックスを塗られているご家庭もございますが、それこそ次のメンテナンスが大変。
まず無垢は水を嫌います。
そして剥離剤もアルカリ成分を使用すると傷みます。
ガチガチに固められた樹脂ワックスですと、ちょっとお手上げですね。
サンダーで研磨作業を行う、一つの工事になってしまいます。
それだけミスマッチな施工法を行ってしまうと後々しっぺ返しとなります。
床のバキューム、適正なクリーニングで下処理を行いオイル塗装に入ります。
仕上がりはナチュラルですよ～！
本当に塗ったの？と思われるかも知れませんが、要は無垢の保護ができれば良い訳です。
塗布した部分と未塗布の部分を画像で比べてみてください。
手前側は艶がありませんが、奥側はしっかり艶がございますよね。
これが全体に塗布されると、穂のかな光沢感で至って自然なんです。
ハウスクリーニング業者でも天然もの、特に無垢のフローリングを適切に扱う業者さんも少ないかと思います。
ましてや無垢かどうかも区別がつかない人も多くいますね。
クリーニングの基本は素材の特徴を知って、適切なメンテナンス方法を行う知識が必要です。
木の風合いを存分に味わうことができる無垢フローリング。
大切に大事に長く愛せます様、しっかりしたメンテナンスをしてみませんか？
