プロが教える引っ越し前のハウスクリーニング
ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングとはお住まいの家財品に本来ない物、即ち汚れを除去してお客様の生活に悪影響がない状態に低減する仕事です。
汚れを落とせば良いだけでなく、素材にもダメージを与えず科学の力で正しいアプローチを重ねて汚れを除去していくことが何よりも大切です。
ハウスクリーニングでは主に「在宅型」と「空室型」に分けられます。
在宅型とは実際に済まれている住宅にお伺いして作業するクリーニングサービスです。
空室型とは空き家の状態で家具や生活用品がない状態で行うクリーニングです。
さらに空室型を絞れは「賃貸型」「売買型」「中古物件購入の入居前型」となるでしょう。
一言でいえば在宅でも空室でも綺麗にするのは当たり前。
空室型の3種も同じく、時期入居者さんの為に綺麗にするのが目的です。
ただ、この空室型は微妙に差が出ます。
それは価格から発生する仕上がりと作業方法の差。
基本的に賃貸や売買物件は不動産業者さんから依頼や専属のハウスクリーニング業者が担当します。
全ての業者さんがそうとは限りませんが、多くの業者は安値でハウスクリーニング業者に流します。
一般のご依頼と価格が安くなるのは一発物とは違い、常に数を多く流す分、安値で流すんですね。
当然、不動産業者さんも仲介に入りますので活動費を乗せなければなりません。
その為、ハウスクリーニング業者が安値で引き受ける傾向が多いんです。
安値だからクリーニングの質が悪いわけではございません。
賃貸空室を請負う業者仲間も数多くいますが、素晴らしい腕を持ったクリーナーも沢山います。
ただ反対にどうしても安値で受けている分、コストを維持する為にも使用する洗剤・資材・時間を節約せざるを得ないクリーナーも多くいます。
不動産業者もその辺を見極めながら価格設定もしているのでしょうが、腕の良いクリーナーはやはりそれなりの料金を頂ける「場」で作業をしております。
中古物件購入後の入居前クリーニングの場合
中古物件を購入され引っ越し前にハウスクリーニングをご依頼されるのは、不動産業者さんよりも圧倒的にオーナー(物件購入者)となります。
中には物件を購入されたご褒美として、不動産業者さんが提携しているハウスクリーニング業者さんがクリーニングを行う場合もございます。
全ての不動産業者さんが無料で提供してくれるのならありがたいですが、基本的には料金は発生しますよね。
ハウスクリーニングをどんな業者に頼めばよいのか?とお悩みの場合は信頼ある取引された不動産業者に相談されるのも良いかと思います。
物件購入されてハウスクリーニングを依頼される場合、何を基準に選ぶかがポイントとなりますね。
大きく分けるとクリーニングをしっかりやってくれそうな業者か安値でクリーニングをしてくれる業者かに分かれますかね。
コスト良し、パフォーマンス良しの業者が一番かと思いますが格安案件はそれなりに限度もございます。
クリーニング価格で一番掛かるのは人件費です。
作業員1名で10万円の料金、作業日数は2日。累計2人工となります。
作業員3名で10万円の料金、作業日数は1日。累計3人工となります。
お客様にとってはどちらも同じ10万円でも業者にとっては後者の方が格安で受けていることが分かりますよね?
人件費が1名多いわけですから。
また作業員8名で10万円の料金、作業に数は1日。累計8人工なんて業者もありました。
8名で10万円は業者としてはかなり格安ですが、一体1名幾らの人件費?と思うと職人として疑問に思うことがございます。
即席アルバイトやパートなら納得の数字となりますが…
選ぶ基準も難しいですが、一番大切なのはご依頼主様が何を望むか?かと思います。
ご依頼の一番目的はやはり綺麗にしてもらう事かと思います。
引っ越し前ハウスクリーニングの価格相場
中古マンション、中古戸建の物件を購入され、ご自身でハウスクリーニング業者を選ぶのは中々難しいかと思います。
ポイントは価格と信頼度などお客様の似ずに合った業者選びかと思います。
ハウスクリーニング料金の相場としては
マンションの場合…平米単価1,200円~1800円(税別)
戸建て・メゾネットの場合…平米単価1,500円~2,200円(税別)
上記価格間が多いようです。
当然これより下回る価格業者も上回る業者もおありかと思います。
価格以外の選ぶポイントとしては
・どんな洗剤で対応しているか?
・どんなクリーニング方法か?
・何名で作業するか?
・アレルギー対応はされているか?
・どれ程実績があるか?
お気に入りやフィーリングはそれぞれ。
慎重にお選びくださいw