浴室タイル床に白く見える水垢を再生クリーニング
今回のレポートは浴室の磁器タイルに付着した白い汚れについて。
埼玉県にある某ホテルの浴室。
タイルに付着した白い汚れが気になるとの事でした。
こちらの正体は水垢です。
頻繁にお客様が入室されるので、日常の掃除を行っていても、水に打たれた床にはスケールが蓄積していきます。
お客様には、客室でクリーンで快適な空間を味わって欲しいと、オーナー様のご相談でした。
磁器タイルは表面があまりツルツルしてなく、凹凸がございます。
この凹み部分の水垢がとても厄介なんです。
市販の洗剤、市販のブラシ、市販のスポンジ。
いくら頑張っても太刀打ちできません。
当店では幾度となく磁器タイルの水垢を除去しておりますが、今回の水垢は中々強敵です。
実際、タイル全体の水垢除去率は8割がた改善できれば御の字ではないでしょうか?
使用するケミカル、そして機材、ブラシ。
何度もポリッシングを行う。
1㎡~2㎡でもかなりの体力勝負となります。
水垢って、この地域は硬水エリアだから厳しいとか、この地域は軟水だから簡単とかそれだけで判断は出来ないんです。
硬水エリアでなくても、日頃のシチュエーションや環境により頑固にもなります。
これは、タイルにだけ限った話ではなく、どのような素材でもシチュエーションにより汚れ具合も変わります。
ですので、工法も工夫しなければなりません。
一辺倒のやり方ですと、必ず壁にぶつかります。
その壁をどうクリアしていくか。
それがクリーニングの醍醐味かと思います。
あの手この手で除去した水垢。
乾燥させて水垢が浮いてくるかをチェック。
仕上がりの画像です。
施工前の画像と見比べて、水垢が無くなったのがハッキリわかりますね。
2時間くらい床に時間を費やしましたが、丸1日の集中力と体力が必要ですw
浴室に楽な現場無し!ですね。
この様な汚れにお悩みの方。
一度プロにお任せしてみてはいかがでしょうか?