浴室クリーニングで水垢を除去!再生クリーニング
ハウスクリーニングと言えば水まわりのクリーニングやエアコンクリーニングが人気のスポットとなります。
取り分け浴室クリーニングは人気の1つであり、難しいスポットの一つとなります。
なぜなら浴室に付着する汚れが多いこと。
そして素材を傷めず水垢を除去するのが難しいこと。
まずは浴室に見られる汚れを紹介しましょう。
水垢、石鹸カス、カビ、皮脂汚れがメインとなります。
水垢…
これには2種類のタイプがございます。
一つは水栓周りに付着しやすい、白く歯石のの様な個体物。
これがカルシウムスケールと言い、水道水に含まれるカルシウムが固着して出来上がります。
続いて濡れたら見えにくいが、乾くとモヤモヤと浮き上がる水垢。
これはシリカスケールと言い、同じく水道水に含まれたミネラルによって形成されます。
今回はこのシリカスケールの記事。
浴室の扉、鏡、浴槽の縁、床、そして壁。
本来はスッキリ、ツルツルした素材なのに白くぼやけた感がする。
これは概ねシリカスケールや石鹸カスが原因です。
ウォータースポットとなった日の浅い、若しくは軽度なシリカスケールであれば特殊洗剤を使用せずとも落とせることもございます。
しかしながらそのほとんどが重度な水垢となっており、どうしても力業で落とそうとしてします。
よってプラスチック素材である壁や浴槽は擦り傷が残っていることが多いんですね。
適切に対応できる洗剤を上手に使用すれば、毛糸の様なアクリルたわしでも除去することができます。
それによって素材も傷つかず復元が可能になるんです。
問題は扉のガラスや鏡などでしょう。
その特殊洗剤が使用できないのです。
シリカスケールはのシリカはケイ素が主となっております。
そしてガラス素材もケイ素なんですね。
シリカ対応の特殊洗剤をガラスや鏡に当てると、当然ながらケイ素であるガラス(鏡)面もダメージを追ってしまうのです。
その理由から鏡などはダイヤモンドパッドと言う特殊パッドを使用してウロコを除去するのがハウスクリーニングの技であります。
しかしながらこの方法は薄っすら鏡に傷が残りやすい。
随分前まではこれは傷が入っても止むを得ずの作業でした。
近年は別の方法を取り組み、より傷の入りにくい方法でウロコを落としていく業者さも増えましたね。
当然ながら当店も後者の方法で除去していきます。
もう10年以上前からです。
使用するリムーバーやパッドにも工夫が必要で、何でもかんでもクレンザーなら良いという訳ではございません。
下手打つと簡単に傷入りますよ!
先日中古マンションの入居前クリーニングで仕上げた浴室の画像をお見せ致します。
鏡、浴室扉のガラス面(ポリカーボネート)、そして壁(パネル)。
モヤモヤした鏡。
ウロコは少し、後は石鹸カスもちらほらと。
クリーニング事はビフォーと比べてスッキリ感が違いますね。
奇麗に仕上がりました。
続いて浴室扉のガラス面、ポリカーボネートです。
ポリカーボネートとは強度があるプラスチック製で割れにくく、飛散防止にもなります。
但し、表面は非常にデリケートで硬度が弱い為、容易に傷が入ります。
このポリカーボネート面にもシリカスケールがビッシリ付着しておりました。
クリーニング後の画像です。
アングルがいけないのか、写し手が下手で分かり難いかもしれませんが💦
しっかり落としてますよ♪
最後に壁面。
分かりやすくタオル掛けの下部分から上にめがけて画像を撮りました。
照明がぼんやりしていて汚れが付着しているのが分かります。
クリーニングの壁面。
照明がクッキリ映りこみ、浴室内全体が明るくなります。
この壁面は、あまり気になさらない方が多いのですが、水垢を除去する事でしっかり再生されます。
お客様にも「明るくなった!」と言われることが多いです。
リフォームしたらとても高い浴室内。
しかしながらその浴室がクリーニングで再生できれば…予算も遥かに安く済みますね♪
リフォーム未満、クリーニング以上。
これがハウスクリーニングの先を行くレストレーションクリーニングです!