お風呂の床タイルの水垢除去
浴室の床。
風呂掃除の中でも難易度が高いです。
水垢、石鹸カス、湯垢、皮脂汚れ…
地球に重力がある限り、全ては床に落ちます。
床のタイプも様々ですが、今回はタイル素材の水垢についてご説明いたします。
タイルの床はハードフロアのジャンルに属し、スポンジで擦る等しても中々太刀打ちできません。
ナイロンブラシでも困難かと思います。
今回の水垢は特にハード。
水垢とは水道水に入ったカルシウムやミネラルが、水分が蒸発して残った成分。
カリカリしたタイプはカルシウムスケール。
そしてモヤモヤしたのはシリカスケールと言います。
カルシウムスケールはカリカリと言うレベルでなくガチガチ。
シリカのモヤモヤもヒビ割れの様にえぐい。
蛇口回りに付着したカルシウムスケールとはレベルが違う。
爪で取れるレベルでもなく、マイナスドライバーでも歯が立たない状態。
あ、因みにマイナスドライバーは素材を破損してはいけないのでお勧めはしません。
但し、ケレン作業は必要でした。
まずはケミカルの力を存分に利用して水垢を緩めていきます。
その後はポリッシング。
乾けば浮いてくるシリカスケール。
かなり厄介でした。
どれ程のクリーナーが除去出来て、どれ程のクリーナーが敗北するのだろう…
作業は繰り返し続く。
1度のフィニッシュが厳しいレベルでした。
時間を掛けて除去していきました。
3日間にかけて数室仕上げました。
洗剤と道具に感謝です。
因みに同じ洗剤、同じ道具を使っても仕上がりに差が出ます。
クリーナーのセンスでしょうか?
口頭では伝えられない難しさがありますが、体と頭がフル回転。
そんな現場でしたw