御影石仕様の浴室・水垢除去

BRワークスで得意とするのが天然石を使用した浴室のクリーニングです。
天然石とは大理石、御影石など人工で造られていない高級感のある石材です。

 

特に御影石は大理石に比べ非常に硬く、そしてタフさがあることから屋外や水回りでも使用頻度が高いです。
今回の施工は在来工法の浴室です。

 

通常のハウスクリーニングと少し異なるのが、素材が石であること。
ユニット式で樹脂素材を使用したお風呂のクリーニングでは、酸性洗剤をふんだんに使用します。

 

理由は水垢や石鹸カスは酸性洗剤が有効だからです。
酸性であればお酢でも良いのか?との質問もありましたが、成分により効く効かないがございます。

 

また、お酢には界面活性剤が含まれていない為、洗剤に比べ有効ではございません。
インターネットでのズレた投稿から、素材を傷めてしまった事例は沢山ございますのでご注意を!

 

さて、御影石という素材ですが、ツルツルした鏡面部分と凹凸のあるバーナー仕上げというタイプに分かれます。
バーナー仕上げは浴室ではスリップ防止の為、床に使われます。

 

御影石は大理石に比べ耐酸性が強いですが、やはり天然石。
特に鏡面素材には使用を避けた方が宜しいですね。

 

黒御影石に付着した水垢と石鹸カス。
今回の現場は硬水地域で、水垢も非常に硬く頑固でした。

 

そうなると施工時間も長くなります。
また、とても広い浴室内。

 

まずは下処理で御影石に付着した水垢を削ります。
そしてポリッシング、更に磨きを掛けます。

 

乾いた状態にして、浮いてくる水垢を確かめ、残っていれば更に繰り返し追っていきます。
濡れた状態ですと水垢が完全に取りきれたか判断し難いのです。

 

天然石の浴室クリーニングは、一般のハウスクリーニングでは対応が厳しいかと思います。
8割が石のメンテナンスとなりますので、石の知識と施工技術がある業者にお任せするのが最適かと思います。

 

施工前と施工後の画像を見比べてください。
施工後は完全に乾かした状態で。

 

浴槽のカラン回り。
どうしてもウォータースポットになる為、強烈なカルシウムスケールが残ります。

 

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カルシウムスケールを取り除いたことにより、本来の姿に。

 

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こちらは浴槽の縁にはシリカスケールという水垢。
濡れると見えず、乾くと浮いてくる、まさにゴースト的な水垢です。
乾いた状態でシリカスケールが除去出来たのが確認できました。

 

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洗い場の側面です。
シャンプー、ボディソープが付着する確率がとても高いので、浴槽付近に比べ石鹸カスも同時に付着しております。
汚れを除去する事によって鏡面御影石の映り込みが蘇りました。

 

 

 

長年のお悩みだった白くモヤモヤした石鹸カスと水垢。
入る度に憂鬱な気分になるとの事でしたが、汚れを取り除き反射している黒々した鏡面御影石を見てとても喜んでいただけました。

 

2回3回、ハウスクリーニングを依頼されて、業者さんも頑張ってくれたけど全く解決できなかった。そんなお話を沢山耳にします。

 

BRワークスでは石材メンテナンスを得意としております。
お悩みの方は是非とも一度ご相談くださいませ。

 

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