浴室 木目調のデザイン壁の白い汚れを除去
お風呂の壁(パネル)も近年、鮮やかなデザインや落ち着きのあるデザインが豊富ですね。
基本的に塩ビ素材が主になっております。
その中で落ち着き感のあるデザインで木目調のパネルがございます。
木目調のパネルは2種類でツルツルしたコートタイプと艶無しのマットなタイプ。
今回取り上げるのは後者のマットタイプに付着した白い汚れです。
この木目調のパネルは正面(鏡を貼っている面)に使用されております。
基本的に鏡周辺にこの白い汚れが付着しやすいですね。
鏡の左右、鏡の下部分、カウンター下部分、シャワーヘッド周囲…
人は体を洗う時、鏡前に座り洗う事が習慣になっているかと思われます。
ボディーソープやシャンプーの泡、人体の汚れ、シャワーなども一番多く当たる個所に当然なりますよね。
なので汚れやすいんです。
特にこの木目調のマットタイプは素材の目に入り中々お風呂掃除をされても改善できない人、多いかと思います。
ネットで解決策を調べては「クエン酸の湿布」「重曹の湿布」など記載され、試してみてもビクともしない。
中には水垢なので「サンポール」が良い等と謳うお掃除専門的な人が記事に書かれますと鵜呑みにしちゃいますよね。
正直、どれも解決策にはなりません。
このタイプ、クリーニング業者泣かせの素材なんです。
多くのハウスクリーニング業者が頭を悩ませている素材です。
まずはどんな汚れが付着しやすいのか?
人体の汚れ+ボディソープやシャンプーの成分が水道水と結合してできる石鹸カス。
そして水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムの成分。
水垢です。
酸性成分が石鹸カスや水垢に効く!と広まっておりますが、100%の正解ではございません。
酸性成分にも多くの種類がございます。
ただ酸性が効くだけで解決できるのであれば洗剤は必要ございません。
お酢で間に合う訳ですよ。
ただ、それが不正解なのはお分かりですよね。
どんな素材にどのような汚れが付着しているか?
それによって適切な洗剤をチョイスする必要がございます。
また、その洗剤の効力を引き出す為の施工法が正しくなければないりません。
それが上手くいかないと汚れは除去できませんし、最終的にしびれを嫌いしてゴシゴシ傷を入れる様なやけっぱちな方法を取りがちになります。
ゴシゴシ傷を入れる様な⇒これはもはやクリーニングではございません。
今回の汚れ落としに使用した洗剤は3種。
これをタイムと撹拌を上手く生かして除去をした結果。
傷を与えず、塗り誤魔化しなく除去できました。
ほんのちょっと時間は掛かりましたけどね。
しびれを切らしてやけっぱちになる前に。
クリーニングをご依頼されることをお勧めします。