浴室タイルの水垢をクリーニング
浴室の壁で使われるのは合板パネルやセラミックタイル、磁器タイル。
高級バスルームでは大理石までも使用される事が多いです。
浴室は高級であればあるほどクリーニングが難しい。
一般のハウスクリーニング業者では太刀打ちできないのが殆どと言っていいでしょう。
今回の例は磁器タイル。
表面に着いた水垢は素手で触って分るほどザラザラ、カサカサ。
浴室の照明がぼんやり写っておりますが、これすらカサカサに見える。
難易度はS級です。
理由として考えられる事は、水道水が硬水である事。
そしてもう一つは強制乾燥。
強制乾燥とは浴室内の換気扇で水分を拭き取らず、そのまま乾燥してしまう事。
水分は乾けど、残った成分がビシッ!と付着してしまうのです。
これがかなり厄介。
くれぐれも強制乾燥は避けた方が良いですね~。
しかしながらあまり気にされる方、多くはないんですね~。
見た目グロテスクに見える汚れでもないですし、落ちない物と割り切っているのかもしれません。
さて、今回の施工ではまず表面のザラザラをできる限りケレン。
残った跡をポリッシングする形で除去を進めていきました。
それでも中々スカッと除去させてくれません。
かなりしつこい水垢でした。
使用したパッドも磨り減り2目に突入。
途中心が折れそうになります(笑)
結局作業に掛けた時間は6時間。
う~ん。久しぶりです。
でもその甲斐あってかタイルはご覧の様にツルンと復元。
滑らかで光沢も戻り、浴室内全体が明るくなりました。
このタイルの水垢、除去するしないで本当に浴室内の明るさが違うんですよ~。
何はともあれ、無事引渡ができて良かったです。